カテゴリー: 保育士 常識

Recent Posts

保育士の研修会に行ってきた【後編】

今日は、前回に引き続き、保育士の研修会についてご紹介しようと思います。

保育の知識だけでなく、実際につかえるスキルが身につくのが研修会のメリット。「知ってるけどやったことない」を克服できます。

いきなり保育園で試すのではなくて練習ができるから安心ですね。

保育士の研修会
保育士の研修会

保育士の実技の研修はこんな感じ

開催地は各都道府県の持ち回りになっていて、毎年どこかで開催されています。

主催は日本保育協会が行ってて、3日間に及ぶ研修が多いです。
この場合は、分科会に分かれて研修やフィールドワークをします。

サマースクールも勉強になる

そしてもう一つは保育教材の業者さんが主催するものです。
「サマースクール」などの名称で聞いたことはありませんか?

保育雑誌の最後のページに開催が迫ると載せられますね。
この研修会の実施は毎年、運動会前の夏に行われることが多く、こちらも3日間程度の研修会になります。

リズム研修であったり、運動遊びの研修会であったり・・・と保育業界で有名な人が講習をしてくれます。
例えば、セトちゃんという愛称で愛されている、「おかあさんと一緒」の体操のお兄さん、瀬戸口清文さんであったりします。

こういった人が各会場を巡って、運動遊びを提供してくれたり、読み聞かせの技術を伝えてくれたりするのです。
研修に参加した保育士さんはリフレッシュできると、とても好評なものです。

研修会に参加するにはどうしたらいいの?

まず、こういった研修会に参加するには園長の判断というものが一番大きく関わってきます。
「こんな研修ありますけど、参加しますか?」という手紙が回ってきてそれに参加する人の名前と、参加する意思を書き込むのは園長先生の判断になるからです。

研修会の実施日はどの研修についても平日に行われることが多く、半日から1日以上かかる研修会がほとんどです。

そのため、保育園の勤務に支障が出ると感じれば、園長先生が参加しないという判断をする保育園もあります。
また自分の保育園の傾向を見て必要ない、と思えば参加しない研修もあるでしょう。

実際に研修会に行くように言われると、大抵の場合は出張扱いになることが多いのです。
そうなると、出張報告書を書くことになり、これは監査でも隅々まで読まれることも多いのです。

また研修会に参加するということは、出張扱いになり、出張費を貰えることもあります。
参加すると大変ではありますが、あなたのスキルアップにはとても役立つ研修会です。

ほとんど参加しない保育園もあります

全ての研修会は園長先生の判断によるものが多いのです。
そのため、保育園によってはほとんどの研修会に参加しないということもあります。

そうなると、スキルアップを望むことがほとんどできません。
こういった時、どうすればいいのでしょうか?

それはあなたが個人的に研修会に参加するしかないのです。
こういった時に役に立つのは、転職サイトで行われる研修です。

求人で求められている傾向に則した研修会を開いていることが多いのできっとあなたの役に立つことでしょう。
転職サイトに登録して、求人を見ながら研修に参加してみるのも、保育の「今」を感じることができますよ。

保育士の研修会に行ってきた【前編】

保育士として働いていると、たくさんの知識がないと対応できないこともあります。
あなたが今、保護者から何か質問や相談をされたとして、その事についてきっちり答えることができるでしょうか?

もし、そう言った自信がないのなら、研修会に参加して多くの知識をため込んでおくことが必要です。

では一体どんな研修会があるのか?
今回は保育士の研修会について詳しくご紹介しましょう。

研修、といわれるとちょっと身構えてしまいますよね。今日は、私が研修会にいったときのことも交えてご紹介します。

保育士の研修会
保育士の研修会

保育士の研修会はとってもたくさん

まず、一口に研修会と言ってもいろんな種類のものがあります。
それは

・保育園の運営者のための研修
・現場の保育士のための研修
・保育士の実技の研修

などです。
これらについては、大抵平日に行われることが多く、各自治体が開催したり、保育教材の会社が主催したりするものなどがあります。

では更に具体的に見ていきましょう!

保育園の運営者の研修はこんな感じ

まず、運営者サイドの研修についてです。
これは大抵、経営者や園長先生が参加する研修会になっていて、研修というよりは情報交換といった場面が多いかもしれません。

この研修会は、保育園で行うもの。
または保育園と幼稚園と小学校が集まって行うもの。

更には私立保育園だけで行うもの、など集まり方が違ってくる場合もあります。
最近では、その数を増やしてきている「認定こども園」についての研修会も開かれています。

経営学のような事を話したりする園長会ですね。

現場の保育士のための研修はこんな感じ

一番研修の中で数が多いのがこの現場の保育士のための研修になります。
ここでは、主催するのは社会福祉協議会であったりします。

保育の実技に関する話し合いが多い

この研修会では〇歳児担当者研修というように、担当するクラスに応じて講義や講習やグループに分かれての座談会があります。
子どもの育ちの面や保育実技に関することが多く、手遊びやリトミックなどにも触れることがあります。

保育園で「どうしよう」と悩む事例の勉強も

最近では障害児に対しての講習や安全管理に対しての研修も多くなってきています。
特に、自閉症に関するものが多く、どういったアプローチをしていけばいいのか?などを研究するところもあります。

また、ブロック毎に各地区で保育士自身がテーマを決め研究している所もあり、研究発表会もあります。
そういった研究発表をする研修では、月に1度研修会が開かれて、議題に対して話し合います。

また、研修に参加するために自分のクラスでどんな遊びをしているのか?
どんな育ちへのアプローチをしているのか?

ということを報告書にまとめて持って行くこともあります。

保育士の組織「全国保育協議会」とは

保育士として働いていく上で、全国保育協議会との繋がりは決して無視できるものではありません。
名前は聞いたことあるけど、実際どんな活動をしているのかは分からないなあと言う人も多いはず。

そこで今回は、全国保育協議会は一体何をして、私たち保育士にどういったアプローチをしてくれているのかご紹介します。

全国保育協議会とは
全国保育協議会とは


 

全国保育協議会って何?

全国保育協議会は認可保育園の約90%以上が加入している保育団体です。
認可保育園であれば、民間も公立も関係なく加入でき、本部事務所は東京にあります。

本部が東京というと、あまり地方のほうには関係なさそうに聞こえるかもしれません。

しかし、各都道府県、政令指定都市ごとにも組織されていて、保育園との繋がりも緊密にとれているのです。

全国保育士会とは違う組織

全国保育協議会は、全国社会福祉協議会に属しており、横のつながりとしては全国保育士会があります。
双方が協力していくことで、活動をさらに円滑に進めたり、連絡系統を持つことで、認識を共有したりしているんですね。

その組織は認可保育園でも、子育て支援サービスを提供している所まで及び、一時保育などの制度を整えたりするのも、この全国保育協議会が担っているのです。

「全保協」と略されることが多いです。

この全国保育協議会、歴史はとても長く、昭和27年10月に全国社会福祉協議会の中の「保育部会」として誕生しました。
時代は戦後の混乱の中を進んでおり、生活するために働かなくてはいけない両親に変わり児童福祉をするというものでした。

この児童福祉の質も現在とは比べ物にならないほどの水準で、福祉の質の向上を目指していたのです。
その後、児童福祉法の改定により、名称を変え、全国保育協議会として誕生したのです。

保育の業務の発展向上に力を注ぐとともに、児童福祉の観点からもアプローチを続けています。

もし全国保育協議会に参加していないのなら

あなたが働いている保育施設が全国保育協議会に参加していないのなら、転職するという選択肢もあります。
個人で加入するには、約12000円程度必要なのですが、個人で年間12000円を払うというのは、少しお財布にも厳しいですよね。

入ってみたいなと思ったら今の保育園に加入していないかを確認したり、参加費用の負担がないかどうかを確認してみましょう。

そこで、全国保育協議会に加入している認可保育園の求人を探してみてはいかがでしょうか?
そこの職員になれば、会員費は払わなくてもこの特典を受ける権利を貰えるのです。

保育園の現場でもとてもたくさんのことを身につけられますが、他の保育事例を勉強したり保育士と連携して情報を集めていくこともとっても重要です。

ぜひいろいろ動いてみて、保育の質の向上に努めてみましょう。